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共催シンポジウム 日本学術会議心理学·教育学委員会 排除·包摂と教育分科会/乳幼児発達·保育分科会「子ども政策の総合化を考えるⅢ保育幼児教育の公共性」

共催シンポジウム「子ども政策の総合化を考えるⅢ 保育幼児教育の公共性」開催のお知らせ

 

1.主 催:日本学術会議心理学・教育学委員会 乳幼児発達・保育分科会/排除包摂と教育分科会

2.共 催:東京大学教育学研究科附属発達保育実践政策学センター(CEDEP)、広島大学大学院人間社会科学研究科附属幼年教育研究施設、お茶の水女子大学人間発達教育科学研究所、日本保育学会、日本教育学会、教育関連学会連絡協議会

3.日 時:2023年9月24日(日)16:00 ~ 19:00

4.場 所:オンライン開催(Zoomウェビナー)

5.申 込:事前申込制 定員 1,000名 参加費無料
https://www.cedep.p.u-tokyo.ac.jp/eventlisting/symposium/20230924symposium/

6.開催趣旨:シンポジウム「子ども政策の総合化を考える」、三回目の今回は、「保育・幼児教育の公共性」をテーマとする。こども家庭庁において現在打ち出されている施策は、保育・幼児教育の制度の充実よりも、個々の子ども・家庭の子育てを支援する方向へと向かっている。ここで見過ごされがちなのは、保育・幼児教育施設が持つ公共的な性格である。このシンポジウムでは、個々の子どもの学びと育ちを支えるというだけでなく、文化と価値を継承・創造し、社会を変容させる駆動力となる保育・幼児教育の可能性を考える。

7.プログラム
司会:野澤 祥子(日本学術会議連携会員、東京大学大学院教育学研究科、東京大学大学院教育学研究科附属発達保育実践政策学センター(CEDEP)准教授)

開会挨拶:中坪 史典(日本学術会議連携会員、広島大学大学院人間社会科学研究科教授、広島大学大学院人間社会科学研究科附属幼年教育研究施設長)

趣旨説明:浅井 幸子(日本学術会議連携会員、東京大学大学院教育学研究科教授、東京大学大学院教育学研究科附属発達保育実践政策学センター(CEDEP)副センター長)

講演1「保育無償化の意義と課題」
村上 祐介(日本学術会議連携会員、東京大学大学院教育学研究科教授)

講演2「幼児教育と公共性―レッジョエミリア市立幼児学校の思想と実践から―」
小玉 亮子(日本学術会議連携会員、お茶の水女子大学基幹研究院教授)

講演3「気候変動の時代の幼児教育:UNESCO報告書『私たちの未来を共に再想像する』を受けて」
永田 佳之(聖心女子大学現代教養学部教授)

指定討論:
秋田 喜代美(日本学術会議特任連携会員、学習院大学文学部教授)

岡部 美香(日本学術会議第一部会員、大阪大学大学院人間科学研究科教授)

総合討論

総合コメント:勝野 正章(日本学術会議第一部会員、東京大学大学院教育学研究科教授)

閉会挨拶:遠藤 利彦(日本学術会議第一部会員、東京大学大学院教育学研究科教授、東京大学大学院教育学研究科附属発達保育実践政策学センター(CEDEP)センター長)