教育関連学会連絡協議会 公開シンポジウム「日本における教育学研究の国際化の現状と課題──教育関連学会の国際交流・海外発信の動向を踏まえて──」(2025年3月8日)のお知らせ
日本における教育学研究の国際化の必要性が叫ばれて久しい。多くの教育関連学会では、国際交流委員会が設立され、国際シンポジウムや課題研究の企画、国際セミナーやワークショップの開催、学会間の相互交流やネットワークづくりなどがおこなわれている。特に、近年では、海外の最新の教育学研究の知見や成果を日本に紹介するだけにとどまらず、日本からの研究成果を国際的に発信することにも力が入れられている傾向にある。日本の教育学研究者の国際学会への派遣やシンポジウムの企画、海外大学や国際学会での基調講演やセッションの実施、英語やその他の外国語での著書や論文の発表など、教育学の国際化はますます進展してきている。
一方で、日本の教育学研究にかかわるそれぞれの学会や学問がどのように国際交流や海外発信をしているのか、学会間・学問間の相互の情報については必ずしも十分に共有されていない。しかし、今後の教育学のさらなる国際化に向けては、各教育関連学会が個々別々に国際交流・海外発信をおこなうのみならず、日本の教育学全体(オールジャパン)としてそれを進めることも求められてくるように考えられる。
そこで、本シンポジウムは、日本における教育学研究の国際化の現状と課題について、それぞれの教育関連学会の国際交流・海外発信の動向の観点から考え議論することにしたい。
日時:2025年3月8日(土)14:15~17:15(途中休憩あり)
開催方法:オンラインZoomウェビナー
お申込み:下記のURLはたはフライヤー内の二次元コードよりお申し込みください。
2025年3月5日までにお申し込みいただいた方に、Zoomウェビナーの参加方法をご連絡します。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScVrjc3DFx4MU6jTzfOGEUIonlyd9JozMlzc6bK
rmwGsRmdkw/viewform?usp=sf_link
登壇者 林寛平(日本教育学会 信州大学准教授)
室井麗子(教育哲学会 岩手大学准教授)
川村肇(教育史学会 獨協大学教授)
徳永智子(日本教育社会学会 筑波大学准教授)
倉本哲男(日本カリキュラム学会 静岡文化芸術大学教授)
矢野博之(日本教師教育学会 大妻女子大学教授)
植田みどり(日本教育行政学会
国立教育政策研究所教育政策・評価研究部 総括研究官)
本図愛実(日本教育経営学会 宮城教育大学教授)
黒田一雄(日本比較教育学会 早稲田大学教授)
門田理世(日本保育学会 西南学院大学教授)
指定討論 北村友人(東京大学教授)
米澤彰純(東北大学教授)
司会 勝野正章(教育関連学会連絡協議会代表 東京大学教授)
上野正道(教育関連学会連絡協議会事務局長 上智大学教授)
主催:教育関連学会連絡協議会
問い合わせ先:教育関連学会連絡協議会事務局(日本教育学会事務局内)
jimu@jera.jp